看護師として働きながら転職先を探すとなると職探しにかける時間が少なくなりがちです。

とくに転職理由が「残業が多い」「休みがない」など、勤務時間が理由の場合はなおさらです。

職探しにかける時間がないという方は以下の3つを意識しましょう。

①ゆずれないポイントを一つ決める

②転職エージェントの利用も検討する

③職場見学を活用する

とくに「ゆずれないポイントを一つ決める」という点については時間がないという方でなくても考えておくべきポイントです。

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ゆずれないポイントを一つ決める

「なんとなく」で転職先を決めないことが重要です。

優先順位を自分の中で決めておきましょう。

残業が多く休みがないことが理由で退職したのに、高い給料の求人に飛びついてしまうのは本末転倒です。

まずは、以前の職場を振り返りましょう。

何が不満だったのか、何が足りなかったのかを考えてみましょう。

その上で、次の職場では絶対に譲れないことを自分の中で決めておくことが大切です。

一つに絞れないのであれば、複数でもかまいません。

その場合は優先順位をつけておきます。

こうすることで、最終決定をする際に迷わなくなります。

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転職エージェントの利用も検討する

転職希望者の要望に合った転職をサポートしてくれるのが転職エージェントです。

あなたの代わりに担当者が転職情報を収集してくれますので、時間がない方にはピッタリです。

転職先とのやり取りや交渉、職場見学の手配なども代理でやってもらえます。

転職先の職場の雰囲気や内部事情など、求人票にはない情報も手に入ります。

また、面接対策や履歴書の添削などもサポートしてくれます。

しかも、ほとんどの転職エージェントは無料で利用できます。

あなたの味方となる専属のマネージャーがつく感じになるので、一人で転職活動を行うよりも有利にすすめられます。

職場見学を活用する

職場見学をすることで求人票にはない多くの情報を得ることができ、時間短縮になります。

職場の雰囲気や働いている人の年齢層などを自分の目で見て体感できます。

職場見学は日程を公表しているところもあったり、面接の当日などに行われることも多いのですが、転職エージェントを利用していれば事前に担当者が個別に設定してくれることもあります。

看護師の仕事探しのポイント

看護師が働く場所にはさまざまな種類があります。

職場での看護師の役割は異なりますが、どの場所でも患者や利用者とのコミュニケーションが鍵となります。

患者のニーズに合わせた看護ケアが求められる一方で、施設の規模や特性、職場の雰囲気などを検討して選ぶようにしましょう。

総合病院

総合病院の看護師は幅広いスキルと知識を必要とし、柔軟性と適応力が求められます。

総合病院は一般的に多岐にわたる診療科目を有しています。

内科、外科、小児科、産婦人科など、さまざまな診療科目が存在し、看護師は様々な領域でのケアに携わり、救急医療や手術などの高度な医療が提供されます。

患者の入院から外来まで、広範囲な医療サービスが提供されるため、看護師は様々な診療科で働くことができます。

大学病院

大学病院の看護師は、高度な医療サービスが提供される環境で働き、臨床やアカデミックの両面での充実感を得ることができます。

ただし、その分責任も大きく、専門的な知識とスキルが求められます。

大学と連携しており、医学部や看護学部が併設されていることが一般的です。

医学の研究や教育が重視され、臨床研修や学生への指導が行われます。

看護師はこれらの学生たちの指導や教育を担当することもあります。

診療所やクリニック

一般的には小規模であり、特定の診療科や専門医療に特化した医療を提供します。

患者との関係が比較的密接で、アットホームな雰囲気の職場も多いです。

看護師は患者との直接のコミュニケーションが多く、広範な医療業務を担当することができます。

介護施設

介護施設では主に高齢者や慢性的な疾患を抱えた患者への看護が中心です。

患者の日常生活や生活全般のサポートが求められます。

看護師だけでなく、介護職、リハビリ職、栄養士、相談員など異なる職種が協力して患者のケアを行います。

看護師はこれらの職種と協力し、総合的なサポートを提供します。

看護師は患者だけでなく、その家族とも密接な関わりがあります。

患者の状態や治療に関する情報提供や、家族の心理的なサポートも求められます。

高齢者や慢性患者とのコミュニケーションは感情的なケアも含まれます。

看護師は患者の気持ちに寄り添うコミュニケーションスキルが求められます。

基本的な勤務条件を確認する

あなたが重視するポイントをクリアしている職場が見つかったら、勤務条件全体に問題がないかを確認していきましょう。

給料や勤務時間、立地や通勤のしやすさも考慮します。

未経験の場合の研修や産休・育休についてもチェックしましょう。

未経験者やブランクがある場合の扱いは？

未経験者OKや業務のブランクがある場合でもOKの求人も少なくありません。

未経験者やブランクのある方にとってはうれしい求人です。

その場合は、必ず研修体制について確認しておきましょう。

就職後に研修があるのか、教育体制は整っているのかは重要です。

産休・育休は？

産休・育休を取得することはできるのか。

実際に所得している人は多いのか。取得しやすい雰囲気か。

制度はあっても利用できない環境では意味がありません。

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